「最近、なんだか疲れが抜けない…」
「夜、眠りが浅い」「便秘がち」「気分が落ち込みやすい」
こうした不調の背景には、**“自律神経の乱れ”**が潜んでいる可能性があります。
自律神経とは、体のすべてをつなぐ“ライフライン”
自律神経は、私たちの意思とは無関係に体の機能をコントロールしている神経です。
呼吸・心拍・血流・体温調整・内臓の動きなど、生命活動に欠かせない働きを担っています。
自律神経には2つのモードがあり
- 交感神経（アクセル）：緊張・集中・活動モード
- 副交感神経（ブレーキ）：休息・回復・リラックスモード
この2つがバランスよく切り替わっていれば、体は健やかに保たれます。
ところが、ストレス・加齢・気候の変化・睡眠不足などが続くと、この切り替えがうまくいかなくなります。
特に「副交感神経」は年齢とともに衰える傾向があり、意識しないとどんどん“アクセル全開”の状態に。
その結果、血流が悪くなり、内臓の働きが低下し、心身の不調へとつながっていきます。
自律神経の乱れが腸に与える影響とは？
腸は「第二の脳」とも呼ばれ、自律神経の支配を強く受けています。
つまり、自律神経が乱れれば、腸の動き（＝蠕動運動）も鈍くなり、
- 便秘・下痢
- お腹のハリや不快感
- 消化不良
- 免疫力の低下
などが起きやすくなるのです。
さらに腸は、免疫細胞の約70％が集まる「免疫の要」なんです。
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